これから何度かにわたって、ネコちゃんの予防についてお話します。
細かいことは抜きにして、とりあず知りたい!という方のために、「そのゼロ」ということで、要点だけまとめます。
混合ワクチン
子猫;6-8週齢で開始して16週まで2-4週ごとに接種を繰り返す。それ以降は6-12ヵ月齢のいずれかの時点で追加接種。
成猫;感染症低リスクであれば3種混合ワクチンを3年に1度接種
マイクロチップ
現状個体識別としてマイクロチップ以外に確実性がたかいものがありません。
ノミ・マダニ駆除
外に出ない猫でも、ご家族の衣服に付着して家の中に侵入することあるため、行った方が良い
フィラリア予防
基本は犬の病気だが、フィラリア症に罹患している犬が多い地域では、必然的に猫に感染する確率が高くなる。
印旛村地域は犬のフィラリア症が多いため、猫の予防も推奨
お腹の虫下し
多くのノミ・マダニ駆除薬は、お腹の虫下しの効果がもれなくついてくるので、ノミ・マダニ駆除をしていればほぼ大丈夫
体重管理
10kg以下、10g単位で測定できる体重計を購入して、毎週または毎月体重を計ってください。
ご飯を食べているけれど、徐々に痩せていく場合は病気である可能性あり
健康診断
できれば、血液検査・尿検査・レントゲン検査を若いうちから実施できると良い。
若いうちは泌尿器系のトラブルが多いので、尿検査だけの検査でも受けておくと良い。
次回からは、それぞれの理由や詳しい予防の仕方を説明していきます。