病院を受診する際、すこし難しい言葉あります
「セカンド オピニオン」です
セカンド オピニオンは文字通り、second(二番目の) opinion(意見・見解)です
現在、主治医が行っている診断・治療について、別の専門家(当院の獣医師)が意見を提供することをいいます
意見の提供が主体ですので、その場で検査・治療・薬の処方を行うことは原則ありません
「第二の意見」を聞き、主治医にもどり「第二の意見」を報告して、再度治療方針についてご相談いただくことを目的にしています
下記は「がん情報サービス」のHPからの出典です
医療でもセカンドオピニオンは「他の医師に第二の意見を聞くこと」と説明されています
「セカンドオピニオン=転院・病院を変えること」ではありませんので、ご注意ください
セカンドオピニオンの結果、主治医との相談を経て、主治医とは別の病院で治療を受けることはあると思いますが、はじめから動物病院を変えたい・別の治療をしてほしい場合は、「転院」となります
セカンドオピニオンに必要なもの
現在の状態がわかるもの・把握しているご家族
いままでの投薬歴
いままでの検査データなど
紹介状などがあると詳しい病状がわかりますが、なくても大丈夫です
いままでの経緯や検査結果・状態・治療の必要性などについてよく理解しないまま、セカンドオピニオンを受けても情報が混乱し、ご家族でもどうしたら良いのか、わからなくなってしまうことがあります
そのため、現在の病状・主治医の方針・治療内容などをよく聞いていただき、理解していただくことが大切です